08/08/23 16:15:54
北京五輪のセーリング競技が行われた中国山東省青島市が、五輪開会前に大量発生した緑藻を使って
キーホルダーを製作した。五輪開催に影響を与えた緑藻だが、市民の動員で取り除かれ、競技が無事
行われた記念品として来賓や大会関係者らに配っている。
キーホルダーは、透明のゴムの中に緑藻が入っており、水滴型と帆船型の2種類。箱には「830万の
青島人民が団結して粘り強く奮闘した結果、緑藻を除去する決定的な勝利を収め、青々とした海を取り
戻した」などと書かれた説明が入っている。
競技委員会の主席を兼務する青島市長の提案で数千個製作された。市販の予定はないが、“原料”の
藻はまだ残っており「好評だったら(市販も)検討する」(青島五輪セーリング委員会)という。
緑藻は6月ごろから青島市近海に発生し、一時はセーリング競技コースを覆い、選手の練習に影響が
出た。このため市民や人民解放軍まで動員して100万トン以上の緑藻を除去。大半は郊外に埋め立て
処分されたが、一部は食品に加工して韓国に輸出されている。
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