08/08/21 12:52:36 N/lqtNks
外交音痴、経済音痴な日本人には理解できてない者も少なくないが、
今やアメリカは決して日本に逆らえない。
人類史上最大の借金を抱え、今も雪ダルマ式に財政赤字と貿易赤字を増やし続けるアメリカが発行する米ドルは、
樹海逝き目前の多重債務者が手書きした借用書と変わらない紙屑に過ぎない。
実際、米ドル札にはFederal reservation note(連邦準備銀行が発行した借用書)と印刷されている。
世間では貨幣として扱われているが、1929年に始まった世界恐慌で一度破産してしまった為に法律上は既に貨幣ですら無いのだ。
そんな紙屑との交換という取引条件に応じて自分の資産や商品をアメリカ人に手渡すマヌケが後を絶たない理由は唯一つ。
国債という形で借金超大国アメリカに大金を貸し続ける経済大国日本が、アメリカの借用書であるドルの信用に上げ底を入れているのだ。
日本は長年にわたり世界最高の品質と性能を誇る輸出品で莫大な貿易黒字を稼ぎ続け、17年連続で世界最高の債権国でありつづけている。
日本経済に対する経済市場からの圧倒的な信頼が、米国債を介してアメリカ市場の購買力に上げ底を入れているのだ。
故に日本人が保有する米国債を売りに出せばどうなるかは明白だ。
米ドルは唯の紙屑に戻り、
アメリカは人類史上最大の借金に押し潰されて再起不能の最貧国に転落する。
アメリカ市場の巨大な購買力は、もともと日本が人類史上最大の貧乏人アメリカに貸し与えた日本の購買力に他ならないのだ。
日本が米国債を手放した後の世界で中国あたりが日本の肩代わりで米国債を引き受けても米ドルの「貨幣価値」は戻らない。
中国の貿易黒字は毒入りのガラクタ同然の粗悪品をマヌケな消費者に売り付けただけのアブク銭だから、
貨幣価値のような信用の上げ底にはならないのだ。
日本は公式の場で内閣総理大臣が短く簡単な呪文を一言詠唱するだけでいつでもたちまち世界最強の超大国になれる。
「米国債を手放す」と。