08/08/10 18:54:58
■ホールト女史:「海外養子の中断は時期尚早」
「国内養子が増えてはいますが、まだ暖かい家庭の手助けが必要な子供がとても多いのです。」
社団法人ホールト児童福祉会のモリー・ホールト(Molly Holt)理事長(74)は8日、韓国人乳幼児が
海外へ養子に出されていることに対する批判論に関して、「理解はできる。しかし親に捨てられた
子供の相当数が依然として保育施設等に送られている状況では、海外養子を急いで中断するの
は望ましくない」と語った。アメリカ出張中のホールト理事長が8日に聯合ニュースに送ったコメント
だ。ホールト理事長の言及は、4日に閉幕した海外養子連帯(GOA'L)の創立10周年行事に前後し
て、海外入養に対する一連の批判が提起されたことに対するものだ。
ホールト児童福祉会を設立したホールト夫妻(ハリー・ホールト氏とバーサ・ホールト女史)の3女
であるホールト理事長は、「孤児と障害者の母」と呼ばれたお母さんの意を受けて1956年に来韓
して以来、40年余りを独身で過ごしながら孤児と障害児のために献身している。
ホールト理事長は、「障害児はまだしも、口唇裂や先天性母斑など治療可能な医療問題がある
子供を、『天の呪いを受けた』と言って捨てる事例が少なくない。五体満足な子供ですら施設育ち
だと冷遇されるのが現実なのに、どうして一瞬で海外養子を中断できるのか」と問い返した。
ホールト理事長は、「韓国の子供が海外へ養子に送られているのを恥だとする韓国人が多いのは
知っている。しかし韓国人の多くは、自尊心よりも子供が幸せな家庭で愛されながら生きることを
望んでいるものと理解している」と述べた。
ホールト理事長はまた、「施設で放置されたようにしているところを外国の家族の一員として貰われ、
愛されて立派に成長した養子、特に障害を持った養子の人生を考えてみてください。彼らが施設で
育てられていたら、成功の機会を得るのは非常に難しかったでしょう」と表明した。
ホールト理事長は、スウェーデンへ養子に行ったトビアス・フビネット(Tobias Hubinette)(37歳、韓
国名:李サムドル)博士の海外養子批判について、「数年前、トビアス博士の夫人に、『お二人とも
海外へ養子に行かなかったらどうなっていたでしょうか』と尋ねたら、『私たちは二人とも死んでいた
でしょう』と断言した」、というエピソードを紹介した。
ホールト理事長は、栄養失調のために小さなうちに死亡した事例があった1970年代を思い出しな
がら、「トビアス夫人の言葉に共感する」と付け加えた。
ホールト理事長は国内養子の活性化を「喜ばしいことだ」としたうえで、「しかし国内養子は慣習や
秘密養子等の条件から、海外養子に比べて持続的な事後管理が容易でない点は留意する必要
がある」と語った。
▽ソース:聯合ニュース(韓国語)(2008-08-08 08:01)
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