08/08/10 12:23:06
日本海の水産資源保護のため、山口県沖で韓国の違法漁具の回収を行っていた兵庫県但馬漁協香住本所
所属の漁船5隻が9日、香美町香住区若松の香住漁港西港に帰港した。回収した大量の漁具を前に、漁船員らは
と憤りをあらわにした。
日本側が底引き網漁を休漁している六-八月にかけて、日本の排他的経済水域(EEZ)で韓国漁船が違法に
漁具を設置するケースが頻発。このため水産庁から事業委託を受けた全国底引網漁業連合会が主体となり、
毎年この時期に撤去作業に乗り出している。
今回は香住漁港を二日朝に出発し、山口県沖水深約百八十-三百五十メートルの日本海で作業を実施した。
帰港した漁船からはバイかごや刺し網、ロープなどが次々と陸揚げされ、乗組員らが横付けしたトラックの荷台
へと積み込んでいった。
共進丸(九五トン、十人乗り込み)の福本吉彦船長(47)によると、回収した漁具には、カニやバイ、エビなどが
かかっていたという。但馬漁協の吉岡修一組合長は「いつまでこのような仕事を続けなければならないのか。
何年たてば断ち切れるのか。漁具が設置され、漁場が狭くなっている」と強い口調で話していた。
ソース
日本海新聞 URLリンク(www.nnn.co.jp)