08/08/09 21:12:52
★【週刊韓(カラ)から】韓国で「東京ブーム」、ガイドブックもベストセラーに
韓国で出版される日本関連の本といえば、日本批判一辺倒の「反日」や日本に対する優越感を感じさせる「克日」色
の強いものが多かった。だが、韓国の若者の間では、いまやそうした対日感情は薄まり、「東京ブーム」が起きている。
タイトルに「東京」がつくガイドブックや紀行本、小説…。ソウル市内の大型書店には、そうした書籍が30冊近くも
並んでいる。若者の間では、東京はファンションやアートなどの流行の最先端が集まる街というイメージなのだそうだ。
大型書店「教保文庫」によると、海外旅行ガイドブックの中で欧米を押しのけて最も販売好調なのが「日本」関連の
ガイドブックなのだという。タイトルに「東京」がつく新刊本も2006年は35冊だったのが07年には45冊、今年は
8月現在ですでに34冊が出版されている。
しかも、一般的なガイドブックだけでなく、個人旅行者や東京を何度も訪れるリピーター向けの詳しいものが目立つ。
東京のカフェを取り上げた『カフェ東京』や『東京シングル食卓』と題して東京で「ひとり食」を楽しめる店を紹介
した本、面白い店や、しゃれたスポットを紹介する『東京の宝物倉庫』と、その内容も多種多様だ。
韓国人女優のぺ・ドゥナが個人的に30回以上東京を行き来して書いたエッセー集『ドゥナの東京巡り』というのも
ある。元KBSアナウンサーが東京を旅行して書いた『太陽の旅行者』は韓国内の6大書店の旅行エッセー部門
で堂々の1位に輝く売れ行きだ。
フィレンツェとともに東京が好きという韓国人女性のフリーランサーが書いた『東京散策』は散策コースや店を
写真満載で紹介。韓国人旅行作家が書いた『東京裏通りの話』は表紙に「怪しい魅力が息づく」と文言も添え
られ、浅草や神田などの裏通りで見聞きした話をおもしろおかしく掲載している。
何冊かの「東京」関連本をみると、「本当の日本の姿を垣間見る」といった記述が目につく。若い世代の韓国人
によって書かれた本からは、東京の観光を外国人として素直に楽しんでいる韓国人の様子が浮かんでくる。
独立行政法人「国際観光振興機構」ソウル事務所によると、2007年に日本を訪問した韓国人観光客が260万人
を超えた。その中でも東京観光は2006年ぐらいから人気という。
滞在期間90日までの観光目的の場合、ビザがいらなくなったことや、羽田空港行きの便を使えば、週末を利用
して気軽に行けることも人気の理由のようだ。
韓国の大手旅行会社「ハナツアー」の広報担当者によると、日本を旅行する韓国人観光客の6割は女性で、
20、30代が中心だ。若い女性の場合、日本の方がかわいいアイテムが多く、意外に安く買えるということで、
ショッピングが目的のケースも多い。ソウル在住の会社勤めの女性が金曜日に仕事を終えてから金浦空港
-羽田空港発着便に乗り込み、週末は東京で“観光&ショッピング”という過ごし方もめずらしくなくなった。
最近の韓国の若者たちの間では、ツアーガイド付きのパック旅行よりも、1人か2人の個人旅行が主流ともいう。
書店に並んでいる「東京」関連本はこういった個人旅行者のニーズにも十分に応える内容になっている。
ただ、ずいぶん静かにはなってきたとはいえ、韓国は竹島問題でまだ揺れている。その影響が懸念されるのだが、
「東京観光ツアーの申し込みは減っていない」とハナツアー。国際観光振興機構のソウル事務所は「若い世代は
政治問題と観光を切り離して考えているので影響はない」と、韓国若者の「東京ブーム」はますます広がりそうだ。
(ソウル 水沼啓子、写真も)
(写真)ソウル市内の大型書店にはたくさんの「東京」の旅行ガイドブックが並んでいるソウル市内の大型書店には
たくさんの「東京」の旅行ガイドブックが並んでいる
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
(MSN産経 2008.8.9 16:23)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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