08/08/09 16:45:58
韓国で出版される日本関連の本といえば、日本批判一辺倒の「反日」や日本に対する
優越感を感じさせる「克日」色の強いものが多かった。だが、韓国の若者の間では、い
まやそうした対日感情は薄まり、「東京ブーム」が起きている。
タイトルに「東京」がつくガイドブックや紀行本、小説…。ソウル市内の大型書店に
は、そうした書籍が30冊近くも並んでいる。若者の間では、東京はファンションや
アートなどの流行の最先端が集まる街というイメージなのだそうだ。
大型書店「教保文庫」によると、海外旅行ガイドブックの中で欧米を押しのけて最も
販売好調なのが「日本」関連のガイドブックなのだという。タイトルに「東京」がつく
新刊本も2006年は35冊だったのが07年には45冊、今年は8月現在ですでに3
4冊が出版されている。
しかも、一般的なガイドブックだけでなく、個人旅行者や東京を何度も訪れるリピー
ター向けの詳しいものが目立つ。
東京のカフェを取り上げた『カフェ東京』や『東京シングル食卓』と題して東京で「
ひとり食」を楽しめる店を紹介した本、面白い店や、しゃれたスポットを紹介する『東
京の宝物倉庫』と、その内容も多種多様だ。
韓国人女優のぺ・ドゥナが個人的に30回以上東京を行き来して書いたエッセー集『
ドゥナの東京巡り』というのもある。元KBSアナウンサーが東京を旅行して書いた『
太陽の旅行者』は韓国内の6大書店の旅行エッセー部門で堂々の1位に輝く売れ行きだ。
フィレンツェとともに東京が好きという韓国人女性のフリーランサーが書いた『東京
散策』は散策コースや店を写真満載で紹介。韓国人旅行作家が書いた『東京裏通りの話』
は表紙に「怪しい魅力が息づく」と文言も添えられ、浅草や神田などの裏通りで見聞
きした話をおもしろおかしく掲載している。
(続く)
■ソース(産経新聞)(ソウル 水沼啓子)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
※写真 ソウル市内の大型書店にはたくさんの「東京」の旅行ガイドブックが並んでいる
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)