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寛永二十年(1643)『料理物語』の肉料理の項
鹿=汁、かいやき、いりやき、ほしてよし。
狸=汁、でんがく山椒みそ、猪=汁、でんがく、いりやき、
川うそ=かいやき、すい物、でんがく、
「いぬ」=すい物、かいやき
大道寺友山『落穂集』
「我等若き頃迄は、御當代の町方に於て、
犬と申すものはまれにて、見當り不レ申候。
若したまさか見當り候へは、武家町方共に下々のたべものには犬にまさりたる物は無レ之とて、
冬向になり候へば、見掛け次第に打ち殺し、賞翫仕るに付まゝの義に有之事也」
(江戸の町方に犬はほとんどいなかった。
というのも、武家方町方ともに、下々の食物としては犬にまさるものはないとされ、
冬向きになると、見つけ次第撃ち殺して食べたからである。)
大田南畝(蜀山人)(1749-1823)『一話一言補遺』
「薩摩にて狗(いぬ)を食する事」という項があり、
えのころ飯(犬ころ飯)」が紹介されている。犬の腹を割いて米を入れ、蒸し焼きにするもので、
島津藩候も食べたという。
日本人も犬喰い民族www