08/08/04 22:27:49
ミッキーもいた!模様替え石景山遊楽園
【北京3日=松原輝明】ミッキーマウスなどディズニーキャラクターをパクっているとして
話題になった北京市内の「石景山遊楽園」にキター!! 昨年5月に知的所有権侵害に
あたるとして接触してきた本家のウォルト・ディズニー社を恐れ、「模様替え」と称して
キャラクターが取り壊されたが、どっこい! 探してみると“もどき”はまだまだ健在。
“主役”もこっそり存在した。
偽ディズニーランドとして騒がれた石景山遊楽園。
五輪開会前の“ラストサンデー”に記者がお邪魔してみた。
まずは入場料10元(約160円)を払って中へ。五輪マスコットが描かれた旗が
あちこちに掲げられ、五輪ムードも漂う。入り口から50メートルほどでイター!!
“バッグスバニーもどき”が出迎えてくれたのだ。
進むとビッグサンダーマウンテンもどき、中央にはシンデレラ城、奥で
ダンボもどきと遭遇。国営なのにまさにディズニーランドもどきの様相だ。
8歳の男児を連れた女性にダンボもどきは一体何かと聞けば、「象ですよ。象は象。
キャラクターは知らない」と無愛想に回答。乗り場のスタッフにディズニーキャラかと
聞いてみると「違う」ときっぱり否定した。
同園は「アジアで唯一100種超の乗り物がある大型テーマパーク」をウリにしている。
面積は31ヘクタールと広大で、1周するのに約1時間半かかった。あちこち探したが、
着ぐるみは見られず、ドラえもん、ハローキティなど日本産キャラもどきも“行方不明”。
30度超のうだるような暑さのため、休憩のためカフェに入った途端、ついに“主役”を発見した。
ミッキーマウスはカフェの内側の壁に描かれる形で存在。プルートが隣に、
奥にはチップとデールもいた。ミッキーは、あふれる“もどき”とは違い、
本家にそれほど手を加えず、パクりそのものだった。周囲の人々にあれは何かと聞くと、
答えは「ミッキーマウスだよ」だった。
同園のスタッフは、記者のパクり疑惑の直撃に対し、「幸せのシンボルのネコのキャラクター
をはじめ、自分たちのキャラクターがいっぱいいます」と否定し、すべてオリジナルだと主張。
「園内でミッキーマウスを見たよ」と伝えると、「そんなの聞いたことがない」と最後まで“模範回答”だった。
石景山遊楽園
国のお墨付きを得ている「国家AAAA級旅遊景区」(Aの数で格付けされ、雲南省の景勝地
「石林」はAAAAA)。公式ホームページでは「ディズニーランドは遠すぎる。石景山遊楽園
に来よう」とうたっている。乗り物は別料金で、ビッグサンダーマウンテンもどきは10元。
昼は8時半~17時半。パレードがある夜の部は18時~21時半で60元。スタッフによると
入場者数は平日3000人、土日5000人で「日本人は団体は来ないが、個人で来る」とか。
五輪中も営業。北京市西部にあり、野球会場「北京五● 松スポーツセンター野球場」の
南西約3キロで最寄りの五●松駅から3駅先。(●=木へんに果)
ソース:SANSPO.COM 2008.8.4 05:02
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入り口近くで記者を出迎えてくれた“バッグスバニーもどき”(撮影・松原輝明)
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