08/07/31 12:38:29
今回の軍事演習は、今月15日に、韓国の権哲賢駐日大使が一時帰国した直後ぐらいに、
実施が決まったのだと思う。
李明博政権は、米牛肉輸入問題をめぐり、深い傷を負った。
その対米関係から国民の意識を転換させるために、竹島問題を利用したと見る向きもある。
日本に対して毅然(きぜん)とした姿勢を示すことで、国内の不満を日本に向けさせ政権浮揚
を図るという狙いもあるのだろう。
韓国は、2020年までに621兆ウォン(約66兆円)かけて軍備の近代化を進めている。
海軍も揚陸艦「独島艦」を配備したばかり。
軍事演習の背景には、日本を意識し、近代装備による軍事プレゼンスを誇示する狙いも含ま
れている。
李政権は、首相の竹島上陸も含め、これまでの政権がやらなかった一線を踏み越えてしまっ
た感がある。
韓国側の“独り相撲”であり、日本国民は驚きをもって受け止めている。
日本側は、売り言葉に買い言葉の反応はすべきではないと考えるが、韓国側の盛り上がりが
止まらなければ、これまで竹島問題を受け流してきた日本側の冷静さも失われかねない。
韓国の対外債務は増え、外貨準備高も減っている。
将来、再び金融危機に見舞われる恐れも出てきている。
そのとき、日本側が緊急融資する必要性も出てくるだろうが、果たしてそうした選択に、日本世
論はついてくるだろうか。
竹島問題をエスカレートさせることは、韓国側の代償が大きいことを深く認識すべきである。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)