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★最先端原子時計の開発に成功
30万年に1秒の誤差
韓国標準科学研究院(KRISS)は、1秒の長さが100兆分の1秒狂った際に、これを補正する技術を内蔵した
大韓民国標準時計「KRISS-1」を世界で7番目に開発したと30日、明らかにした。
国際度量衡局(BIPM)は、1秒の標準を原子番号55番のセシウム原子から出る光が91億9263万1770回振動
するのに必要な時間と定めている。このように1秒の基準となる時計を原子時計という。
ねじ巻き時計が時間の経過と共に狂ってくるのと同じように、原子時計も地球の磁場や温度、重力などに
よって少しずつ誤差を生じるようになる。これまでは標準科学研究院の原子時計にどの程度の誤差が生じた
のか分からず、海外の助けを借りて誤差を修正していた。
しかし、今回開発された技術により自力で誤差を計ることができるようになった。正確な標準時間は、基礎科学
はもちろんのことインターネット商取引やGPS(位置追跡装置)などの基本技術となる。技術開発を手掛けた
クォン・テクヨン博士は「韓国は、今回の修正技術で30万年に1秒の誤差しか生じない最先端原子時計を保有
することになった。こうした原子時計は全世界に10台前後しかなく、世界の標準時間を決める際にも、今後は
韓国が参加することができるようになった」と話している。
チョ・ホジン記者
(朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2008/07/31 07:41:55)
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