08/07/30 02:47:56
★【経済】冷凍食品不安消えず ギョーザ中毒事件から半年
冷凍食品の売り上げ急減など食品、流通業界に激震を起こした中国製ギョーザ中毒事件。半年たった
今も消費者の不安は消えず、冷凍食品の需要は低迷。中国産の野菜も「店に置いても売れない状態」
(大手スーパー)のままで、事件の「余震」は続いている。
日本チェーンストア協会によると、事件が発覚した今年1月以降、スーパー各社の冷凍食品の売上高は
前年と比べ20-30%減で推移。6月は10-20%減とマイナス幅がやや縮小したが「ショックは尾を
引いており、影響は長期化しそうだ」(同協会)。一部スーパーでは冷凍食品売り場を縮小する動きがある。
一方、中国産野菜の輸入も不振が続く。その結果、ニンニク、タマネギなどは国産品の需要増で価格上昇
を招いている。冷凍ギョーザの場合、原材料をすべて国産で賄うと価格が5倍になるとの試算があり、
「日本の食卓は中国産抜きでは成り立たない」(食品会社幹部)との指摘も。
企業側の取り組みでは、イオンが独自ブランドの冷凍ギョーザで材料の産地を表示したところ売り上げが
上昇した例がある。
(中日新聞 2008年7月30日 朝刊)
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