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日韓の気質
(2008年7月28日付)
隣国とはいえ食事マナー一つとってもかなり違う。韓国では、ご飯と汁物はスプーンで、
箸(はし)はおかずを食べるときだけ。大鍋などは各自スプーン、箸を直接突っ込むから
初めは戸惑う。だが、文字通り「同じ釜の飯を食う」感覚であり、なんともざっくばらん
▲にぎやかに、楽しく食べるのが韓国流。酒も入れば親近感が一段と増す。日本人と知れば
隣席から声が掛かり、片言で韓国語を話そうものなら、もう「オッパー(兄さん)」とくる。
面倒見もよく、情が深い
▲米韓牛肉摩擦問題で、数波の抗議デモが李明博大統領に向かった。万単位の人の渦に、
大統領も肝を冷やしたようだ。エネルギッシュな大衆行動や愛国的な国民感情の強さには
恐れ入るが、今度は竹島領有権問題に矛先が向いた
▲善隣友好の長い歴史を刻む先進地対馬でも、韓国人による抗議行動があった。「対馬も韓国領土」
など、勇み足のアピールはともかく、韓国側から友好交流事業の凍結打診などが相次ぐ。雲行きが
気掛かりではある
▲日本人と韓国人の気質の違いを「水割り文化」と「腹芸が通じないストレート文化」と表現する
韓国人識者がいた。違いを認め合い、冷静に向き合い、民間交流を続けるだけだ
▲あの日韓共催のサッカーW杯。「イルボン(日本)! テハンミングッ(大韓民国)!」。
両国サポーターの感動的なエール交換を思い出しておきたい。(剛)
ソース 長崎新聞
URLリンク(www.nagasaki-np.co.jp)