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グ・スーヨン著「ハードロマンチッカー」
「在日」である16歳の主人公の日常を綴った物語。
主人公は、学校へはあまり行かず、昼間からパチンコで稼いだり、ケンカをしたりの、つまり
不良だ。進学校に通うなど頭のよい彼は、「日本で在日韓国人が生きていくのは、とっても
大変だから。とっても大変だと、ついつい楽なやり方を選択してしまう。その楽なやり方って
のは、大抵の場合、悪いやり方とよく似てる」と、分析めいたことを口にする。これは、広島と
岡山の少年院に入っている少年の約半分が下関の人間で、そのほとんどが韓国人である
ことが証明しているそうだ。罪は、殺人、恐喝、障害、婦女暴行、集団暴走行為など、タチの
悪いものばかりとのこと。この本を読むと、「在日」であることはかなり厳しいものだ、という
ことが実感として迫ってくる。
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