08/07/22 13:14:32
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韓国の代表的なマンガキャラクターの『ロボット・テコンV』が、全世界のマンガキャラクター
史上で初めて国際連合難民高等弁務官事務所（UNHCR）の、韓国親善使節に任命される。
UNHCRの韓国代表部（代表=ジェニス・リン・マーシャル）は、「UNHCR本部の承認を得て、
マンガ映画『ロボット・テコンV』を韓国を対象にして活動をする韓国親善使節に任命する
事にした」と、22日に明らかにした。親善使節辞令の授与式は、来る24日に京畿道
（キョンギド）富川（プチョン）高麗（コリョ）ホテルで行われる予定で、辞令は（株）ロボット・
テコンVのシン・チョル代表が受ける。これによって『ロボット・テコンV』は、今後1年間我が
国の国民を対象に難民保護の為の広報イベントや広報資料に出演するなど、UNHCRの
親善使節の任務を遂行する事になる。
韓国親善使節は、活動範囲によって4段階に分けられるUNHCR親善大使のうち一番低い
初級だが、今後肯定的な評価を受けた場合は活動期間が延長されたり、次の段階である
韓国親善大使、アジア親善大使、国際親善大使に階級が上がる事になる。
歴代親善使節・大使で、マンガのキャラクターがUNHCRの親善使節に任命されるのは
今回が初めて。また韓国人や韓国関連のキャラクターがUNHCRの親善使節・大使に任命
されたことも初めてだ。
UNHCR韓国代表部の関係者は、「最初からキャラクターを任命する方針では無かった」
とし、「人物とキャラクターの区別をせず、難民問題を一番よく伝える事の出来る親善使節
候補を探していた」と語った。「弱者の脇に立って弱者を保護する『ロボット・テコンV』の
イメージは、国際社会の弱者である難民を保護するUNHCRの任務とピッタリ合い、任命を
最後に決定した」と任命の背景を説明した。また、「全世界的に UNHCRが、マンガの
キャラクターを親善使節に任命するのは今度が初めてで、韓国人UNHCR親善使節の
第1号」と語った。
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UNHCRは国際難民問題を伝えるために、親善使節や大使の番組を運営している米・
ハリウッドスターのアンジェリーナ・ジョリーと、イタリア出身のファッションデザイナー、
ジョルジオ・アルマーニが国際親善大使に任命されて、全世界を舞台に難民問題解決の
ために活動している。
70年代、キム・チョンギ監督によってマンガ映画として人気を集めた『ロボット・テコンV』は、
ウォン・シンヨン監督によって現在実写映画が製作されている。200億ウォンの製作コストが
投資されるこの映画は、今年の年末公開を目標にしている。
一方UNHCRは『国連難民機構』と呼ばれ、スイスのジュネーブに本部を置いている。
UNHCRによれば、全世界で約3290万名が政治弾圧や戦争によって第3国に流れ、身近な
脅威を受けている。
ソース：NAVER/中央日報（韓国語）
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