08/07/17 17:45:12
米国議会図書館が独島(日本名竹島)関連の図書分類で、
これまでの「Tok Island(Korea)=独島=」を「Liancourt Rocks=
リアンクール岩礁=」へと変更する案を推進していることが15日に確認された。
「リアンクール」とは西洋船として最初に独島周辺海域を航海し、
その結果を報告したフランス船の名称だ。
それだけでなく国別の島についての分類では「韓国の島(Island, Korea)」から
「日本海の島(Island, Sea of Japan)」を新しく構成して追加する動きも見られた。
海洋法上でいう島とは「自然に形成された陸地であって、水に囲まれ、 高潮時においても
水面上にあるもの」として領土権が認められているが、岩石には領土権が認められない。
日本は大韓民国の独島領有権を奪う為に、
独島の地位を島から岩へと変更させようと努力してきた。
幸い手遅れになる前に海外に住む同胞の研究者がこれを発見して公開した。
その結果複数の抗議が寄せられ、米国議会図書館の計画は保留となった。
もしこれがそのまま認められていれば、米国の公共・民間の図書館や
研究所の資料分類基準全体が変更されるところだったのだ。
しかしサイバー外交使節のバンクによると、海外の百科事典や有名サイトで
独島のことを「リアンクール岩礁」と表記している例は2005年の時点で
2万2000件以上に達しており、現在では3万8500件以上へと急激に増加している。
すべてが日本のロビー活動によるものと考えて間違いないだろう。
米国議会図書館の動きに気づいたのも、韓国政府の関連機関ではなく海外に住む
韓国人たちだった。この事実からもわかるように、われわれが独島を実効支配しているという
現実に安住していると、国全体が1つとなって動いている日本の緻密なロビー活動に対して
手をこまねいてみているだけの結果となる。その結果いつかは国際世論で窮地に
立たされる可能性も出てくるかも知れない。
現在日本の政界は独島問題に関しては与野党もマスコミも完全に一致している。
日本社会全体の右傾化に伴い、政界もマスコミも同じように右傾化するという
現象は今後も長く続くだろう。日本が独島の領有権に対する主張を自ら取り下げる日は
永遠にやって来ないということだ。
結局われわれも日本の挑発に受身にばかりいるのではなく、国際法的にみて独島が
韓国領であることを立証できる様々な歴史的資料を蓄積するなど、
より長期的な観点に立った体制を準備しなければならないということだ。
今後日本が独島に対して何度も挑発するようなことがあれば、そのたびに独島に
施設を建設するという原則を確立し、実行していくのも1つの方法だろう。
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
URLリンク(www.chosunonline.com)