08/07/17 01:56:16
中国外務省の劉建超報道局長は16日、ブッシュ米大統領がこのほど信教の自由について
演説、中国など8カ国を名指しで批判したことについて「中国国民は法律に基づき信仰の自由を
享受している」と反論した。
同局長は同時に「いかなる市民も法律に違反し国家の安全と社会の安定に危害を加えること
はできない」と指摘。米国に対し「偏見を捨て客観的、公正に中国の宗教の自由の状況を見る
べきだ」とした上で「中国内政への干渉の停止」を求めた。(共同)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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ブッシュ米大統領、信教の自由めぐり中国に注文 開会式出席批判で?
ブッシュ米大統領は14日、ホワイトハウスで信教の自由について演説、中国や北朝鮮、ミャン
マー、イラン、スーダンなどの8カ国を名指しして改善を促した。演説時間の半分近くは中国への
批判や懸念表明に費やされた。
大統領が8月8日の北京五輪開会式出席を発表したことに米議会の対中強硬派などから批判
が出ているため、信教の自由を制限している中国に一層の取り組みを促すことで批判を和らげる
狙いとみられる。
大統領はチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世や、新疆ウイグル自治区のイスラム教
徒らの活動に「敬意」を表した。その上で、主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)最終日の9日
に会談した胡錦濤・中国国家主席に「米国は自由のために闘う人々に味方する」と伝えたことを
明らかにした。(共同)
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