08/07/16 17:07:37
★韓国女性射殺:韓国軍は事件をいつ把握したのか
当日南北出入事務所(CIQ)では何が起こったのか
金剛山観光の途中に北朝鮮軍兵士による銃撃で死亡した故パク・ワンジャさん事件について、軍はいつ
どのように知ったのだろうか。パクさんの遺体がCIQ(南北出入事務所)を通過した状況について多くの
憶測が飛び交っている。
今月11日午前11時10分、東海線南側のCIQは統一部から「患者が発生しているので直ちに移送する」という
連絡を口頭で受けた。続いて午前 11時25分ごろ、現代峨山側から「患者の発生による緊急の入境」を要求
する連絡を受けた。当時CIQ状況将校は緊急の入境文書に「患者診断書」が添付されていないことを確認した。
患者が発生して非武装地帯の鉄柵を通過する場合には「患者診断書」を添付することになっている。韓国側
CIQ状況将校が北朝鮮側に北方限界線の門を開くよう要請した際、患者だと漠然と言えば北朝鮮側が不信
に感じて問題が起こる可能性がある。そのため具体的な確認に必要な診断書を添付することになっているのだ。
CIQ状況将校が当時、韓国側CIQにいた現代峨山関係者に電話で問い合わせたところ、この関係者は
「患者ではなく死亡しているようだ。病名は分からず電話も通じない」と答えた。
午前11時37分ごろ、韓国側CIQ状況将校は北朝鮮側CIQ関係者に対し、「死亡者が発生したので緊急の入境」
という通知文を発送した。北朝鮮軍が警戒のために兵士を立たせている非武装地帯北方限界線の門を通過
するための措置だ。
午前11時40分ごろ、CIQ状況将校は合同参謀本部の状況将校に対し、「死亡者が発生したので緊急の入境」
を最初に報告した。合同参謀本部の状況将校が「死亡原因は何か」と問い合わせてきたのに対し、CIQ状況
将校は「疾病なのかどうか確かなことは分からない」と答えた。
10分後の午前11時50分ごろ、大統領府の実務担当者が合同参謀本部状況将校に対し、金剛山事件について
問い合わせてきた。合同参謀本部状況将校は「観光客の死亡が疾病によるものか事故によるものかは不明
という話を東海線CIQ担当者から聞いたが、もう一度確認した上で連絡する」と答えた。
午前11時55分ごろ、国防部は統一部から「銃撃による死亡」という内容の連絡を受けた。合同参謀本部状況室
も国防部からこの事実について連絡を受けた。合同参謀本部状況室の関係者は、死亡原因について政府レベル
で見解が整理されたと判断し、追加の報告は行わなかった。
午後1時2分ごろパク・ワンジャさんの遺体を載せた金剛山病院の救急車が、非武装地帯北方限界線の門と
軍事境界線を越えて南方限界線の3重の鉄柵を通過した。当時現場で警備を行っていた兵士が救急車の
ドアを開けてパクさんの遺体を確認したと合同参謀本部は明らかにした。
一般の観光客などあらかじめ予定されていたり、連絡を受けていた人物については、非武装地帯の南方限界線
を通過してから6キロほど離れた韓国側 CIQにおいて、統一部や国家情報院の職員らが身元の確認を行う。
しかし今回の金剛山銃撃事件のように予想外の突発事故が発生した場合には、非武装地帯南方限界線で
警備兵が検問を行う。
パクさんの遺体は午後1時10分ごろに韓国側CIQに到着した。税関、検疫官、出入国管理事務所などの職員が
パクさんの遺体を直接確認し、入境手続きを終えた。その後、パクさんの遺体はあらかじめ待機していた束草
病院葬儀場の遺体運搬車に移され、午後2時13分に束草病院に到着した。
ユ・ヨンウォン軍事専門記者
束草=ホン・ソピョ記者
(朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 )
URLリンク(www.chosunonline.com)
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