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★茨城空港アシアナ航空に就航要請 韓国大手 橋本知事が現地で
橋本知事が14~15日に訪韓し、韓国大手航空会社のアシアナ航空(本社・ソウル市)に、茨城空港(小美玉市)
への就航を要請していたことが分かった。アシアナ側は中学校の新学習指導要領の解説書に竹島の領有権
問題が盛り込まれたことに憂慮の念を示しながらも、就航を検討していく意向を示した。
橋本知事は15日、ソウル市内で、アシアナ航空を傘下に収める錦湖アシアナグループの朴三求会長と会談し、
アシアナの乗り入れを強く要請した。朴会長は「竹島問題が解決すれば、いろいろと検討していきたい」と応じた
という。15日朝には柳明桓外交通商相とも会談した。柳外交通商相は「政治的なものは政治的な問題として、
民間でのいろいろな往来は相互理解を深めるために、もっと盛んにしていかなければならない」とアシアナの
茨城就航を後押しする意向を示した。
韓国でアシアナは、大韓航空と並ぶ2大航空会社。県は昨年から水面下で接触してきた。アシアナは、県内の
産業基盤の厚さやゴルフ場などの観光資源などに関心を示している。
アシアナは日本国内で、成田、羽田、大阪、名古屋、福岡、仙台、富山など16空港に乗り入れているが、
採算面で苦戦を強いられている。県が今秋着工のターミナルビルの設計を見直し、出発、到着の手続きを
すべて1階部分で行うシンプルな造りに変更したのも、採算性を重視するアシアナを意識したものとみられる。
アシアナは、ライバルの大韓航空との間で、羽田・成田両空港の発着枠拡大に伴う「韓国枠」の争奪戦を
繰り広げている。首都圏に位置する茨城空港への就航を決めると、羽田・成田への枠の振り分けを減らされる
可能性があるため、交渉が進まない状態が続いていた。これに対し県は、世界的に知名度の高いアシアナ
から就航表明が得られれば、ほかのアジア各国の航空会社はもちろん、国内航空会社との交渉にも弾みが
つくとみている。
橋本知事は18日には、格安航空大手エア・アジア(マレーシア)傘下で中長距離路線を運航するエア・アジアX
のアズラン・オスマンラニCEOと会談する。
(2008年7月16日 読売新聞)
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