08/07/16 03:07:24
★ニュースで見る日本人と中国人の考え方のヒント
ITのニュースってわけではないのだが、中国広東省の開平という町でレイプ事件が起きた。
日本であればScaryBlogでそのニュースは見ることはできるが、写真付で処理済みの写真ではあるが、
いかんせん社内で見てしまうとまずいかもなので、とりあえずScaryBlogの文章を引用する。
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今月の10日、17歳の少女を同級生の男子生徒4人が輪姦(集団強姦)、そして女子生徒7人が虐待、
暴行する様子を7分にも渡り撮影した映像が、最近になって頻繁にネット上にアップされていると中国
のポータルサイトが挙って報じた。(以下略)
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というわけで、それでも見れる人はリンクをクリック。※
で、なんでこんな話をここで書いたかというと訳がある。
実は知り合いの中国著名ポータルサイトで働く中国人の知人が、この事件を紹介し、「日本人と中国人
の感想コメントの違いを教えて欲しい」という問題をふってきたのだ。
そこで上記のScaryBlogの下のほうのコメントと、網易のニュースのコメント欄を見比べてみた。
日本人のコメントの傾向をみると、中国だから~だというのは抜きにすると、「いじめの被害者側のことを
考えると、許せない。とても観れない。かわいそう。加害者を殺したい」っていうのが多数派の意見といえる。
言い方を換えれば「読者自身が被害者の状況を想像して、恐ろしがっている」ともいえる。
一方で中国人のコメントの傾向はどうだろう。「加害者は殺せ、新聞は問題、教育の問題」というのが多数派だ。
つまり
中国人の多数の意見は「犯人は悪いことをした。悪い背景を罰するべき」
日本人の多数の意見は「自分自身が被害者の状況を考えると恐ろしい」という考え方になっているわけだ。
こうした視点で中国人と日本人を比較すると、考え方の違いがわかって面白い。筆者が情報を提供した
某ポータルサイトがどんな分析記事を出すのかちょっと楽しみである。
(ascii.jp 2008年07月16日)
URLリンク(blogmag.ascii.jp)
※リンク先は(>>2-5)のあたり