08/07/13 09:41:59
2008年7月11日、深セン空港(広東省深セン市)の出入国検査所のまとめで、中国に不法入国
しようとする事件が激増していることが明らかになった。法制日報が伝えた。
記事によると、今年上半期、同空港で検挙された不法出入国事件は39件63人。
そのうち、入国は34件53人、出国は5件10人。
全体の割合でみると、入国が85%を占め、前年同期比294%増を示した。
空港側は、不法入国激増の理由を2つ挙げている。
1つは、東南アジアの国々で不法就労に関する刑罰が厳罰化されたこと。
地元当局の摘発を逃れようと、不法就労していた中国人が偽造旅券などを使って帰国するケ
ースが増加。
このケースでの逮捕者は40人にのぼり、不法入国者全体の75%余りを占めた。
2つめは、資金獲得を目的に中国に入国する外国人が大幅に増加したこと。
今年上半期に検挙された外国人は12人で、07年通年の10人をすでに超えている。
国籍は西アジア、アフリカなど。
特に、最近では外国人による組織的な不法入国が顕著になっており、逮捕者はいずれも犯罪
集団の一員であった。(翻訳・編集/SN)
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