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3～5㎝大きい……？ 待て待て、それは11世代と言えるのか？(笑)
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2008/07/10
【★【DigitalTimes】三星電子LCD投資11世代へ直行検討】
-シャープ10世代ガラス基板より3～5cm大きい規格用意
三星電子が、世界1位のLCD業者としての主導権維持のために、これまでの10世代に投資する
戦略を変えて、11世代へ直行する案を積極的に検討している。
10日、業界によれば、三星電子LCD総括は、現在、次世代LCD投資のための検討作業に着手しており、
内部的にはシャープの10世代規格より大きい11世代に投資すると結論を下したことが明らかになった。
三星電子は、去る4月、ソニーと8-2LCDラインに対する投資を確定し、10世代を中心に次世代LCD投資に
対する検討作業を行ってきた。こうした中、三星電子は、最近、シャープの10世代ガラス基板サイズ
(2880㎜×3130㎜)より3～5㎝より大きい次世代ガラス基板を検討しており、11世代という名称を付けることに
したと見られている。これは、10世代に投資を先に決めたシャープに対する優位性を守りながら、装置や
設備メーカーの規格変更にともなう反発を緩和する意味で、この案が用意されたと言うのが業界の解釈である。
あるディスプレイ関連業者社長は"三星電子が、次世代投資と関連して、色々な対策を検討しているが、
この案を事実上確定したと理解している。"と語った。
またLG-Display高位関係者も"三星電子が、最近、次世代LCD規格として11世代を確定したと理解
している。私たちも、次世代投資と関連して、10世代もしくは11世代で行くかに関して、来年上半期中に
確定する計画である。"と話した。
しかし、三星電子の次世代LCD投資に対して、最終確定するまでは、もう少し時間を要するものと
予想される。これは、最近、TVなど市場の状況展望が不確かなうえに、AM-OLED子会社の設立問題
などが懸案事項に浮上しているためである。更に、三星電子の立場では、LCD部門の戦略的なパートナーで
あるソニーが、シャープの10世代投資に参加する件について、戦略的に明快に整理されていないのも、
次世代投資問題を水面に浮上させるに障害となっているという分析である。
ソニーとシャープの10世代ラインへの提携投資が、9月中には仕上げされると見られており、
三星電子の次世代投資問題は、10月以後に本格的に議論されると予想される。
三星電子LCD総括高位関係者は"次世代LCD投資と関連しては多角的に検討しており、11世代問題も
その中に含まれている。従来のパートナーのソニーと、投資問題を調整しなければならない状態にあるため、
次世代投資問題を確定できる状況ではない。"と話した。