08/07/10 22:36:48
「第136回変節する米大統領と韓国大統領 経営コンサルタント 大前 研一氏」から抜粋
(前略=炎上しやすい韓国民、>>2-5のあたり)
仮に李明博大統領が失脚したらどのようなことになるのか。中国へ歩み寄ったりすることは考えら
れるのだろうか。
わたしは、韓国が中国寄りになることはないと見ている。あまり表だっては出てこないのだが、韓
国の人たちは伝統的に日本のことは好意的に思っている。日本に韓流旋風が巻き起こったのは最近の
ことだが、韓国では日本の歌謡曲や漫画、アニメなどが昔から盛んで頻繁に日本を訪れる人も少なく
ない。しかし、「日本が好き」と言うと、政治的、マスコミ的に問題があるので、「嫌い」という態
度を通しているだけだ。もちろん、竹島などの問題は一歩過てば炎上する。(中略)
逆に中国に対しては、韓国の人は心の中で警戒している。韓国は、歴史的には中国と何度も戦いを
しているのだ。北朝鮮と韓国が戦った朝鮮戦争も、実質的には北朝鮮ではなく中国軍との戦争であっ
た。したがって、そう簡単には中国寄りになることはない。
むしろ、いまの韓国の指導者たちの考え方は、ロシア、中国、米国、日本という四つの国のバラン
スを保って、いつの日か北朝鮮を取り込むことをもくろんでいる。そうやって、こっそり自分たちの
領土を拡大するのだ。「大朝鮮主義」「グレーターコリア」である。
この考え方は、「北への経済支援」とか「虐げられて人々の解放」とかいう人道的な観点や、ある
いは「祖国の統一は両国民の願い」などいう民族的な理由ではなく、世界と競っていくために韓国が
使える「有利なカード」といった動機の方が強い。今の北朝鮮の金正日書記長に対する親愛の情とか、
離散家族の問題よりも、経済問題である。だから韓国は六カ国協議で日本や米国に協力させようとし
ているわけだし、北の復興支援は(一カ国で東の復興を図った西ドイツのようなことは)やりたくな
いとほとんどの韓国人は心の中で考えている。
そうした難しいかじ取りがまさに必要なときにCEO型大統領が登場したのだが、就任早々BSE問題で
つまずいてしまった。これが北からの潜入分子や、かつての親北運動家たちの扇動によるものだとし
たら、完全に標的を誤っている。李明博大統領は公約を大幅に軌道修正している。その大統領の力を
削ぐために(親北的)野党などがBSE運動を続けているとしたら、それこそしゃれにもならない。
ソース:日経BP<大朝鮮主義を夢見る韓国人>
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