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山口県下関市の嶋倉剛教育長(44)が山口朝鮮学園の関係者に対し、
朝鮮半島に対する日本の植民地支配について「歴史的事実に反する」と
発言した問題で、嶋倉教育長は8日、市教育委員会の定例会で
「大変なご迷惑をかけた。今後は教育行政の信頼を損なうことなく職務に当たる」と謝罪した。
一方で、学園側が謝罪や発言の撤回を求めていることについては
「直接会ったり、文書で回答するつもりはない」と説明。その上で
「(日本が植民地支配を謝罪した)日朝平壌宣言の詳しい内容について
認識を欠いていた。今後は政府見解を尊重する」と述べた。
定例会で市教委の志満順三委員長は「下関市は地理的に朝鮮半島と近く、
ほかの都市より関係が深い。今後は誤解を招くことがないよう注意してほしい」と求めた。
教育長は6月、教育補助金増額の陳情に訪れた学園関係者が「植民地支配により
日本に渡航せざるを得なかった朝鮮人の子弟が通っていることを踏まえてほしい」と
求めたのに対し、「植民地支配という部分は歴史的事実に反するので受け入れられない」と発言した。
2008年07月08日 13時12分 佐賀新聞
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