08/07/08 02:12:32
★交流七夕会で領土問題の紙芝居 根室 ロシアの参加者が抗議
【根室】北海道洞爺湖サミットを記念し、根室市の道立北方四島交流センターで七日に開かれたイベント
「日ロちびっこ七夕会」で、北方領土問題を扱った紙芝居が披露されたところ、ロシア側の参加者が
「サミットの時期に、子供が政治問題に巻き込まれてしまう」と反発した。同センターは「政治的意図はない」
と釈明したが、日ロ間で領土問題を扱う難しさがあらためて浮き彫りになった格好だ。
イベントは、同センターの指定管理者になっている根室市の職員が相互理解を深めようと企画。市内の
小学生十八人やロシア語教室に通うロシア人の子供八人と保護者が参加した。紙芝居は、主人公の
女の子が、祖父の生まれた択捉島がロシアに実効支配されていることを知り、七夕で北方領土の早期
返還を願う物語だった。
イベント後、ロシア語教室を開く市内の貿易会社社長のタチアナ・ビュルコワさんが「北方領土問題を扱う
とは聞いていなかった」と同センターに抗議。佐藤達雄館長は「今後は行事の内容の連絡を密にしたい」
と答えたが、ビュルコワさんは「北方領土問題を扱うなら参加できなかった」と話していた。
(道新 07/08 00:28)
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