08/07/08 10:00:48 sIDT3sJe
>>100
サンフランシスコにソ連が参加していないことは重要なのですよ
米国国務省は、1956年9月7日付けの覚書において
「米国は、歴史上の事実を注意深く検討した結果、択捉、国後両島は
(北海道の一部たる歯舞群島及び色丹島とともに)常に固有の日本領土の一部をなしてきたものであり、
かつ、正当に日本国の主権下にあるものとして認められなければならないものであるとの結論に到達した。」
と記述しています。
さらに、1954年11月7日米国機が撃墜された事件に関し
米国政府がソ連にあてた1957年5月23日付けの書簡において、
サンフランシスコ平和条約における「千島列島」という字句が
「歯舞群島、色丹島又は国後島、択捉島を含んでもいなければ含む様に意図されもしなかったということを繰り返し言明する。」
と宣言しているわけです。
で、アメリカの解釈についてソ連はコメントする権利がない。
サンフランシスコ条約の親玉のアメリカが こう宣言して
連合国の大部分を占めるEUが 北方領土返してやれ
といっている現状で、サンフランシスコ条約の解釈について
ソ連の独自理論を採用する根拠は非常に薄いのですよ。