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★大統領「拉致見捨てない」 日米が対北で連携再確認
(写真)首脳会談後の記者会見で、横田めぐみさんについて書かれた本を手に拉致問題に言及するブッシュ
米大統領(左)と福田首相=6日午後5時21分、北海道洞爺湖町のザ・ウィンザーホテル洞爺で(代表撮影)
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福田康夫首相は6日午後、主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)開幕を前に、会場となる洞爺湖町のホテル
でブッシュ米大統領と会談し、北朝鮮問題で緊密に連携していくことを再確認した。大統領は共同記者会見で
「拉致問題で日本を見捨てることはない」と言明。サミットで合意を目指す温室効果ガス削減の長期目標では、
目標設定に慎重な大統領に首相が協力を要請。大統領も一定の理解を示したが、結論は持ち越した。
両首脳の会談は、米国が北朝鮮のテロ支援国家指定解除を決定してからは初めて。大統領は、北朝鮮問題
に関し、指定解除に対する日本国内の懸念を意識し「日本の立場を明確に支持する米国の立場はいささかも
変わりない」と強調した。
首相は、拉致問題の再調査が具体化していないことに触れ「米国の働き掛けをお願いしたい」と要請。これに
対して大統領は「拉致問題の迅速な解決策を見いだすため、緊密に協力したい」と応じた。核計画申告を受けた
対応では、6カ国協議で検証の枠組みを合意し、早期着手が必要との認識で一致した。
地球温暖化問題をめぐっては、7日からのサミット会合や9日に開かれる「主要経済国会合(MEM)」での
協力を確認。ただ、首相は記者会見で、2050年までに温室効果ガスを半減するという長期目標の設定に
ついて「G8として一致するかどうかは協議を続けている」と述べるにとどまった。
大統領も会見で「中国やインドが同じ要求を共有しなければ、問題解決はできない」と、目標設定には中国、
インド両国の参加が不可欠との主張を繰り返した。原油や食料価格の高騰問題では「迅速な対応が必要」
との認識で一致。また、米国の経済情勢に関し、大統領は「私たちの経済は望むほどの強力な成長はして
いない」との認識を示した。
(中日新聞 2008年7月7日 朝刊)
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