08/07/05 00:32:03
【ソウル=牧野愛博】北朝鮮外務省は4日、核問題を巡る6者協議について
「全参加国が義務を履行しなければ、次の段階の議論に円満に入れない」
などとする報道官の談話を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。
「履行を拒否している国がいる」とも説明。北朝鮮に対する重油100万トン相当の
経済・エネルギー支援に参加していない日本を間接的に批判した。
核計画の申告に対する検証についても「協力する準備はあるが、
行動対行動の原則は順守すべきだ」と主張。6者協議は10日にも
開催されるとみられるが、北朝鮮が現時点で、検証や核廃棄を
巡る議論を拒否ないし先延ばしする可能性が出てきた。
談話は、米国によるテロ支援国家指定解除を「まだ発効していない」とし、
対敵国通商法の制裁条項を解除する措置について「内容的に完全ではない」と主張。
経済・エネルギー支援も「40%しか履行していない状態だ」とした。
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