08/07/01 15:29:54
★潘国連事務総長、新華社が漢文の実力称賛
「わたしは生涯を通じ、孔孟思想の影響を受けてきた」
潘基文(パン・ギムン)国連事務総長は1日からの訪中に先立ち、先月26日に国連本部で中国国営・新華社通信
のインタビューに応じ、孔子と孟子の言葉を漢文で書いて見せるなど、中国の古典に関する知識を披露した。
新華社通信は「国連事務総長が論語など中国の書物をそらんじたとしたら、多くの中国人は信じられないだろう」
と伝えた。
潘事務総長は論語をはじめ、知恵や経験が盛り込まれた中国の古典を個人的のみならず、公務の処理でも
原則と見なしてきたという。そして、自身が教訓としてきた言葉として、史記の「泰山不辞土壌、 河海不択細流」
(泰山は土壌を譲らず、河海は細流をえらばず)という一節を挙げた。「泰山は小さな土くれも選ばずに
受け入れたからこそ高い山になった。大河や海はどんな小川の流れも受け入れたからこそ広い」という意味から、
転じてどんな人でも分け隔てなく受け入れることを表す言葉だ。
潘事務総長はまた、孔子が論語で述べた「三十而立、四十不惑、五十知天命、六十耳順」(三十にして立つ。
四十にして惑わず。五十にして天命を知る。六十にして耳したがう)という文字を書き、「わたしは64歳なので
『耳順』に当たる。さまざまな異なる意見を聞いても自分で判断を下さなければ段階だ」と説明したという。
北京=朴勝俊(パク・スンジュン)特派員
(朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2008/07/01 09:40:11)
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