08/06/27 18:18:13
おととし、全日空グループの旅客機が飛行中に機内の気圧が急激に下がり中部空港に
緊急着陸したトラブルについて、国土交通省の航空・鉄道事故調査委員会は、
委託先の中国の整備会社での作業ミスが原因とする報告書をまとめました。
このトラブルは、おととし7月、福岡から成田に向かっていたエアーニッポンの
ボーイング737型機が、高度1万1000メートルを飛行中に機内の気圧が通常の
半分ほどまで急激に下がり、中部空港に緊急着陸したもので、乗客が気分の悪さを訴えました。
事故調査委員会がまとめた報告書によりますと、エンジンについている、機内の気圧を
一定に保つ装置が空気の取り込み口に異常を感知して自動的に停止したため、
急激な気圧の低下が起きたとしています。そのうえで、整備を委託された中国の会社が
エンジン内部の洗浄を行った際に、取り込み口の水を完全に抜かなかった作業ミスが
原因と結論づけています。航空業界では、コスト削減のため旅客機の整備を海外に
委託する動きが進んでいますが、海外の整備会社のミスが事故やトラブルの
原因とされるのは初めてです。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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