08/06/25 11:07:09
★ソウルからヨボセヨ ノムヒョン・タウン
韓国・釜山の北西部、静かな山里ポンハ村。盧武鉉(ノムヒョン)前大統領の故郷は週末ともなると観光バスが
連なっている。在職中から退任後に備えて460億ウォン(約50億円)もの税金を投じて再開発したポンハ村は
「ノムヒョン・タウン」と呼ばれていて、いまや一大観光地になっている。
盧武鉉氏は環境運動やお茶の栽培にいそしんでいるのだが、人気は何といっても「ふれあいタイム」。
「本日のノムヒョン氏」が麦わら帽子姿などで1日2回ぐらい市民たちの前に出てくる。牛肉問題に足を取られ
顔色のさえない李明博(イミョンバク)大統領に比べ前大統領の血色はすこぶるいい。「与党議員たちは
大統領にだけ押しつけずに自分たちも解決方法を研究しなきゃ…」と政治談議に応じることがめっきり増えた。
実は前大統領の周辺が騒がしくなった。前大統領サイドが退任直前に青瓦台から記者や学者、公務員など
40万人に及ぶ個人情報や国防資料まで、計200万件ものデータベースを持ち出していたことが明らかに
なったからだ。返却を求める現政権に前大統領サイドは言を左右に応じていない。
「ノムヒョン・タウン」には、彼が国会で弾劾決議を受けたときに「反対」を叫んだ市民のロウソク・デモの燃え残った
ロウソクが展示されている。韓国のロウソクって、結構、不気味だ。(久保田るり子)
(MSN産経 2008.6.25 02:22)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)