【国内】「どっこいしょ」で中国産里芋が国産に 長崎のニチエイ食品工業元社員らが手口証言 「とにかく、もうけたかった」[06/24]at NEWS4PLUS
【国内】「どっこいしょ」で中国産里芋が国産に 長崎のニチエイ食品工業元社員らが手口証言 「とにかく、もうけたかった」[06/24] - 暇つぶし2ch1:鉄火巻φ ★
08/06/24 19:03:15
食品偽装:「どっこいしょ」で“国産” 隠語で早変わり 元社員ら手口証言

 規格外の牛肉をブランド牛「飛騨牛」として販売した岐阜県の業者が行政の立ち入り調査を受けるなど、
とどまることを知らない食品偽装の連鎖。中国産野菜や台湾産ウナギを国産と偽装し、長崎、鹿児島両県警が
それぞれ摘発した事件では、元社員らが毎日新聞の取材などに不正の手口を明かした。偽装のため
段ボール箱を移し替える作業は「どっこいしょ」と隠語で呼び、仕入れ値の5倍で販売。「とにかく、
もうけたかった」。そこには利益を優先させる企業論理が浮かぶ。【山崎太郎、大塚仁】

 中国産野菜を国産と偽装、販売したとされる長崎県島原市の食品製造会社「ニチエイ食品工業」(破産手続き中)。
同社前社長の父で実質的な経営者、児島幸助(56)ら3容疑者が不正競争防止法違反(虚偽表示)容疑で
逮捕された。元社員や関係者らは毎日新聞の取材に対し「偽装は03年の会社設立当初から」と証言。
偽装工作には他の社員も加わっていたという。

 元社員によると、中国産の野菜は児島容疑者ら一部の役員・社員が開封し、パートらが「国内産」と
書かれた袋に詰めて出荷。この作業は「リパック」「詰め替え」の隠語で呼ばれた。

 中国産里芋を「国産」と書かれた段ボール箱に移し替える「どっこいしょ」と呼ばれる作業もあった。
休日に数人の社員が集められ、毎回5トン分を移し替えたという。

 「買値が1キロ200円で、売値は1000円。とにかくもうかった」(別の元社員)。作業が終わると、
幹部から1万円の入った封筒を配られたという。元社員は「いけないことと思っていたが、引き返せなくなった」
と吐露した。

 長崎県警幹部は「多かれ少なかれ、業界全体で偽装をしているのでは」と指摘。容疑者の一人が調べに対し
「うちだけではない」と言明しているからだ。

 台湾産ウナギを国産として販売していた静岡市の食品総合商社「東海澱粉」の偽装事件では、
同法違反(産地誤認惹起)容疑で2人が逮捕、起訴された。

 その一人、同社大隅営業所(鹿児島県東串良町)の元所長、鈴木禎之被告(43)は九州農政局の調べに
「営業成績が下がると所長会議で厳しく指導されると思った」と話した。

 発覚防止のため、購入した台湾ウナギについて「卸業者に販売し、同じ業者から国産を購入」という
架空伝票を作成した。この手法を考案した前任の所長、片山真被告(46)は、後任の鈴木被告に
「利益を上げるためには偽装しかない」と言い含めたという。

 九州農政局幹部はウナギ偽装について「消費者の国産志向が高まる一方、国内消費量の8割は輸入モノ。
国産供給量不足という構造的な背景があるのではないか」と分析している。

    ◇

 長崎県島原市の食品製造会社「ニチエイ食品工業」(破産手続き中)による食品偽装事件で、同県警は24日、
同社前社長の父で関連会社「日栄物流」前社長、児島幸助容疑者(56)=南島原市布津町=を不正競争防止法違反
(虚偽表示)の容疑で再逮捕した。

 調べでは、児島容疑者は国内の輸入業者から仕入れた中国産冷凍きぬさや700キロと同冷凍里芋5480キロを
段ボール箱(10キロ)に詰め替え国産と偽り、1月18日~3月24日ごろ、商社を通じて関西や東北など
5府県の給食業者に引き渡した疑い。容疑を認めているという。

毎日新聞 2008年6月24日
URLリンク(mainichi.jp)
「ニチエイ食品工業」の関連会社「日栄物流」の工場には、破産申し立ての準備に入ったことを説明する紙が張られた
=長崎県島原市南安徳町で、山崎太郎撮影
URLリンク(mainichi.jp)


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