08/06/21 21:38:24
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今年4月18日午後3時3分、水原（スウォン）市華西（ファソ）駅出口で固定型車椅子リフトを利用して
いる途中、電動スクーターとともに墜落する事故にあった李某(87)さんが治療にもかかわらず死亡し
たことが明らかになり、衝撃が広がっている。
李さんは当時、事故で鎖骨及び骨盤に骨折を負って肋骨7～8本が折れる重傷を負って水原ビンセント
病院応急室に運ばれ、安養にある自宅近くの翰林大学病院重患室で入院治療を受けたが5月25日に亡く
なった。李さんの息子は、華西駅の固定型車椅子リフトのプレート面積が狭く、乗るのがかなり大変
だった、と旧型車椅子リフトのため事故が起きたと主張した。
不慮の事故が発生した華西駅は、老朽化がすすみ狭くてトイレも乗り場にだけにある。コレイル(鉄道
公社)からコレイル開発に負託管理を任せており、この会社は高速鉄道乗車券発売、駐車場、踏切警備
などの仕事を引き受けている。職員は合計4人なのに2人ずつ24時間相互に勤務し、公益勤務要員は午
前9時から午後6時まで勤めている。
障害者便宜施設も最悪の条件だ。車椅子障害者の好むエレベーターは設置されておらず、10年たって
老朽化した旧型車椅子リフトだけが設置されている。華西駅の責任者は「障害者が来れば水原駅を利
用するように勧告しているが、障害者たちがリフトを利用する」と弁解した。事故場面が撮影された
CCTVをよく見ると、車椅子リフトを利用する時、横で手伝っている公益勤務要員は、李さんの松葉杖を
持って立っていただけで、全然役に立たなかったことが確認された。
車椅子リフトのプレート面積が狭くて誤って運転してあちこちに動けば、これから墜落する危険があ
るため、車椅子を手動だけで動くようにしているが、このような内容は守られないことがCCTV画面を
通じて確認された。李さんが電動スクーターとともに墜落する時も通り過ぎる乗客が驚いて助けよう
としたが、公益勤務要員は応急手当もできずにもじもじする姿もとらえられた。
コレイル側は李さんが事故で入院治療を受ける病院と葬式にも全く訪問せず、すべての責任を李さん
の運転が下手で墜落した、と責任回避にだけ汲々としていると伝えられた。水原市中部警察も李さん
の過失として事件を処理した。
全国でコレイルが運営する電車駅及び国鉄駅にはまだ老朽下した固定型車椅子リフトの設置された所
が多く、障害者は腐った設備に命を任せているのではないかとエレベーターの設置を促しているが予
算ばかり口にするのが実情だ。技術標準院側は旧型車椅子リフトが電動車椅子と電動スクーターの重
さに耐えられないという点に対して、すでに把握していながらも他の移動手段がない、と電動車椅子
及び電動スクーターの利用に目をつぶる実情だ。
今回の事故を伝え聞いた製品安全政策局安全政策課関係者は「問題があれば手動車椅子に電動車椅子、
スクーターを利用ができないようにしていたか、早い措置を取る」と語った。牛を失って牛小屋を直
す発言だけずっと繰り返している。障害者団体関係者は「世の中にOECD国家の中で車椅子リフトを大
衆交通施設に設置する国がどこにあるか政府に問いたい。どれほど障害者が生命を失えば、エレベー
ターが設置されるか。」と嘆いた。
ソース：able news(韓国語)80代障害者、車椅子リフト墜落死亡
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