08/06/20 18:13:16
大韓鉱業振興公社・LSニッコーなど5社からなる韓国企業連合は18日(現地時間)、
ボリビア側とコロコロ銅鉱山を共同開発する契約を締結した。確認埋蔵量は1500万トンで、
韓国が15年間ほど使用できる規模だ。ボリビア国営鉱業会社のコミボルと韓国企業連合が
55対45の比率で株式を保有する。この鉱山は、昨年10月に両国が50対50で
共同開発するという条件で投資意向書(ILO)を締結したところだ。出資比率は減ったが、
2億1000万ドルの投資額を全額韓国が負担するという条件は維持された。
‘資源戦争’が繰り広げられる中、海外鉱山を確保するのがますます難しくなっている。
資源市場で力を持つメジャー企業に続き、今回のように資源民族主義で武装した
資源富国が勢力を伸ばしている。資源貧局であり、海外資源開発初歩の韓国としては
選択の余地がない。知識経済部側は「コロコロ鉱山は韓国が海外で得た最大規模の銅鉱山で、
契約条件に満足している」と明らかにした。日本の物質・材料研究機構によると、
現在の資源消費傾向が続けば、2050年には銅・ニッケルなど相当数の鉱物が
ほぼ枯渇する見込みだ。大韓商工会議所(商議)のイ・ヒョンソク常務は
「原資材確保が企業競争力を左右するほどになった」と述べた。
政府も鉱物資源確保の重要視し、今年、海外鉱物資源開発に8億9000万ドルの
支援予算を配分した。これは前年に比べ30%以上も多い。17日に開かれた国務会議では、
鉱物探査および開発のための公企業、大韓鉱業振興公社の資本金を
1000億ウォン(約100億円)増やすことにした。メジャー企業が支配する
資源開発市場で競争するには、韓国の看板鉱業会社の規模を拡大しなければ
ならないということだ。昨年18.5%だった資源の自主開発率を
2012年には32%に押し上げるという目標だ。
しかし国外を見渡すと前途遼遠だ。 日本の自主開発率は06年にすでに30%を超えた。
大韓鉱業振興公社の資本金は6500億ウォンと少なくない。 しかしブラジルの
世界最大企業バーレ(旧CVR)の53兆ウォンとは比較にならない。30位以内の
企業の資本金も2兆6000億ウォンにのぼる。海外メジャー企業や政府レベルの
支援を惜しまない中国・日本は、1件が数兆ウォンにのぼるプロジェクトをかき集めている。
中央日報
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