08/06/25 01:29:41 z40QYg1i
結論が出てきそうなんで、ここらでもう一度おさらいしようね。
アメリカの最低限の願いは、北朝鮮の
1.テポドン開発を阻止すること(米本土に届いたら困るから)
2.核拡散を阻止すること(核が広がったら困るから)
だね。これが達成できれば米の安全保障はとりあえず維持される。
だから、北が2・3個の核兵器を持っても米平気なんだね。
あとは同盟国の安全保障、すなわち日本だけど、
日米安保があるので日本が攻められたら、その時は当然味方するけど、
その前に、日本も自国の安全保障をちゃーんと考えろ、という事なんだね。
バスに乗り遅れるとはどういうことか?
それは他の国が共同して対北との安全保障を確立しようとしているのに、
六カ国協議後、日本は、
日本だけの力では解消できない問題が、対北との間に残るという事なんだね。
ノドンは依然として日本列島を守備範囲にしているし、核兵器も残る。
国交正常化もなされていない。
六カ国協議は、他国(北朝鮮)に一部の武装解除を要求するという、本来、道理の無いものだ。
それを政治の場に引き出している高度なものだ。
テロ指定解除の動きは、日本の政治的未熟さに対する見切りから決断されたわけだね。