08/06/17 23:52:56
(ソウル=聨合ニュース)日本の政治家たちが韓国と中国など周辺国の憂慮にもかかわらず神社参拝を続
ける理由は、韓・中・日の協力強化に反対するアメリカの本音とアメリカの支持を通じて政治的立場
を強化しようとする日本の保守派の立場がお互いに一致するからだ、という指摘が申し立てられた。
東アジア文化史の世界的権威である酒井直樹米国コーネル大日本学科教授は18日、韓国学中央研究員
が主催する「2008世界碩学招請講座」に先立って17日配布した「太平洋共謀と東アジア」という提案
文を通じてこのように主張した。
直樹教授は日本が「1950年サンフランシスコ条約以後もアメリカの植民地扱いを受けなかったが、米
軍基地に対する領土主権を行使するとかアメリカの政策に反する国際政策を行使することができなか
ったという点」でアメリカとの関係を「新植民主義」と規定した。
しかし「日本人たちは自分たちの希望を'パックスアメリカーナ'(アメリカの支配による平和)のシナ
リオに求めるきらいがあるから」こんな新植民主義は日本人たちに否定的な影響を及ぼさなかった、
と彼は説明した。かえってアメリカとの友好関係は国民の支持を得るのに大きな役割を果たし、日本
の右派政治家たちは自分たちの立場を強化するための手段としてアメリカとのこんな関係を活用して
いると主張した。
これにより、日本の保守派政治家たちは神社参拝などナショナリズム的な行動を通じて中国と韓国を
刺激、自然に韓・中・日の東アジア共同体にそっぽを向くようにしている、と彼は分析した。これは
東アジア共同体を潜在的に恐れるアメリカの意に符合する上に自分たちの政治基盤を強化することが
できるからだ。
直樹教授は「日本は東アジア共同体を形成するために、中国や韓国にまだ傾倒していないという事実
を繰り返しアメリカに見せなければならなかった。神社訪問はこのような目的の象徴的行為」と主張
した。
ソース:毎日経済(韓国語)「日本の政治家の神社参拝は米日共謀」酒井直樹コーネル大教授主張
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