08/06/15 17:25:16 株 BE:665868487-S★(501111)
「地上の楽園」と偽りの宣伝にだまされて北朝鮮に渡り、肉体的、精神的苦痛を受けた脱北者、千葉優美子さん(47)。
13日に帰還事業を支援した在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)に損害賠償を求めて提訴した千葉さんと代理人の
藤森克美弁護士による、大阪司法記者クラブで行われた会見のやり取りを詳報する。
--提訴に踏み切った思いは
千葉さん「日本に戻って約3年になりますが、家族や私の命を助けてくれたことに感謝しています。
北朝鮮にいるときは、両親に北朝鮮のことを聞き、どうなってしまうのかといつもおびえ、朝鮮総連が
許せないという思いでした。自分たちも人間なのに、人をだまして連れてきて組織的に誘拐したのではないかと。
その責任はどうやってとってくれるのか、毎日考えていました。こうして訴えられるようになるまで何十年もかかった。
もう半世紀近くたっているが、収容所にいるときも本当に恐しくて、あしたは生きていられるかといつも不安で
毎日必死で生きております」
「私1人の問題ではなく、今も収容所の中で必死で生き延びようとしている人がいる。すでに北朝鮮で
亡くなっている人もいますが、天国から見守っていてほしいです。朝鮮総連は人権と自由を無差別に奪った
悪魔みたいな団体。だからこそこんな大きな問題になった。日本語がよくできなくて…。
みなさまのご理解よろしくお願いします」
《ゆっくりとした口調で話す千葉さん。日本語はたどたどしい》
--提訴したことで、今もまだ北朝鮮に残っている人にどういう影響があればいいと思いますか
千葉さん「この裁判をきっかけにして、まず本質的に正しい裁判所の判断をいただいて、
まだ北朝鮮に残っている日本人を救うことができるようになるのが願いです」
--正しい判断をもらって北朝鮮という国も含め、北朝鮮に残された人も助かればということですか
千葉さん「はい、そうです」
--朝鮮総連が被告ということですが、帰還事業は日朝の赤十字社の合意があってなされた経緯があり、
被告を朝鮮総連に絞っているのは
藤森弁護士「本当は北朝鮮政府も被告にしたいところですが、国交がない。難しい問題です。
今後、国交正常化でも図られるようなことがあれば検討してみたい」
--日本政府と赤十字社も連帯責任も考えられると思いますが
藤森弁護士「それは現時点では無理だと考えています」
>>2以降に続く
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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