08/06/14 23:55:34
■日本人、米国人よりも米大統領選に関心あり 国際世論調査
【ワシントン=有元隆志】日本人は米国人よりも米大統領選に関心ある?-米調査機関ピ
ュー・リサーチ・センターは12日、世界24カ国で実施した世論調査結果を公表した。それに
よると、83%の日本人が「大統領選にかなり関心を持っている」と答え、米国人の80%より
も多かった。日米に続くのがドイツ56%、豪州52%で、日本の関心の高さが突出している。
来年1月からの米新政権の外交政策は変わらないと予想する向きは、日本で多数(67%)
を占めたが、イラク戦争への反対が強かったフランスやスペインなどでは「よくなる」と答えた
人が多かった。
大統領候補のなかでは、民主党のバラク・オバマ上院議員への信頼度が欧州で高く、フラ
ンスで84%、ドイツで82%だった。日本でも77%と高かった。米国では59%。共和党の大
統領候補に内定したジョン・マケイン上院議員への信頼度は米国の60%が最も高く、日本
では40%だった。
イラク戦などで低下した米国への好感度は好転の兆しをみせ、16カ国で前年よりも上回っ
た。逆に日本では11ポイント下がった。
一方、8月の北京五輪を控えた中国に関する質問では、好感度が欧州を中心に下がり、特
にフランスでは前年の47%から28%に下がった。チベット騒乱への中国の強権的な対応や
パリでの聖火リレーの混乱と、調査時期が重なったことが要因とみられる。
中国に対する好感度が最も低かったのが日本で14%だった。02年には55%だったが、
日本国民の中国への好感度は大幅に下がっていることになる。
調査は3月17日から4月21日まで、24カ国2万4000人以上を対象に行われた。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)