08/06/13 19:12:16
町村信孝官房長官は13日午後の記者会見で、11、12の両日に行われた日朝実務者協議で、
北朝鮮側から(1)拉致問題の解決に向けた再調査(2)北朝鮮にいるよど号犯引き渡しの協力-が
提案されたことを明らかにした。拉致問題について「北朝鮮は未解決だという日本側の主張を受け入れ、
拉致問題は解決済みとの立場を変更した。一定の前進として評価する」と述べた。
これに対し、日本側は「拉致問題解決に向けたプロセスが改めて動き始めた」として、平成18年7月の
ミサイル実験や同年10月の核実験を受けて実施してきた制裁措置の一部を解除する方針を明らかにした。
具体的には、人の往来を認め、チャーター便の入港を認めることを挙げた。また、日本からの
人道支援物資の輸送を目的とした北朝鮮籍船舶の入港も認めるとしたが、「政府としては、北朝鮮に
人道支援を行える状況にはないとの姿勢に変更はなく、現時点で人道物資供与は考えていない」とも述べた。
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