08/06/10 18:05:18
ハングル説明書読めず…ラジコン電池の充電ミスで発火
◆神戸、昨年8月民家焼く
韓国製のラジコン用リチウム電池の充電ミスが原因で、昨年8月、神戸市内で住宅火災が
起きていたことが神戸市消防局の調査でわかった。電池の説明書がハングルと英語でしか
表記されていなかったため、住民が充電器の設定を誤って過充電の状態になり、発火したという。
国内で販売されているラジコン用電池は韓国、中国製が9割以上を占めており、市消防局は
「使い方に十分気をつけてほしい」と呼びかけている。
神戸市消防局によると、火災は昨年8月9日、同市長田区の3階建て住宅で発生。
けが人はなかったが、1階部分約30平方メートルが焼けた。
住民男性は、直前にラジコン飛行機のリチウム電池を、市販の汎用(はんよう)充電器で
充電していたが、電池の説明書の内容が理解できず、本来、28ボルトにする充電圧を
36ボルトに間違えて設定していたという。
市消防局が同型商品を使って再現実験を実施したところ、55分後に爆発し、15秒間にわたり、
1メートル近い高さの炎が上がった。
市消防局は、この電池を輸入した福岡県飯塚市の業者に日本語の説明書を添付するよう指導、
現在は日本語表記になったという。
ラジコンメーカーでつくる「日本科学模型安全委員会」(東京都)は、今回の火災を受け、
電圧の設定方法や充電時間などを解説したDVD1万枚を模型店などで近く無料配布する。
(2008年6月10日読売新聞)
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