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「独島総合研究」 深層レポート出た
2004年から 4年間鳥類、植物、土壌、大気など学術調査
■東亜夢の木財団後援 「独島シンポジウム」
天然記念物 336号の独島は地理的にだけではなく生態と自然資源の報告でも重要
な意味を持ったところと調査された。
独島を多角的によく見るための「独島・鬱陵島総合学術シンポジウム」(自然保
護中央連盟主催、東亜夢の木財団、環境部、慶尚北道、釜山実業(株)共同後援)
が20日ソウル冠岳区ソウル大湖巌教授会館修練ホールで開かれた。
この日のシンポジウムで鳥類、昆虫、植物、海藻、土壌、大気、人類文化などを
専攻している各界専門家たちは 2004年から4年間進行した独島・鬱陵島自然実
態総合学術調査を通じて得た結果を発表した。
調査団長であるイ・スクァン自然保護中央連盟総裁は「1981年政府主導で独島の
自然実態の調査が初めて成り立って以来、個別的な研究はあったが、総合的なア
プローチは不足だった」とし「今度の結果はこれから独島の変化像を把握する時、
基礎資料に活用することができる」と述べた。
○系統地理学上「独島は私たちの領土」
独島は韓国東海岸と日本西海岸の中間にある。韓国東海岸に付いて流れる東韓海
流と日本西海岸に付いて流れる対馬海流の影響圏に皆かかっている、系統地理学
上にとてもおもしろい地域だ。
江陵大生物学科キム・ヒョンソプ教授チームは独島海藻類の起源地を分析するた
めに2005年と 2007年二度独島で海藻類3種を採集して DNA 塩基序列を分析した。
海の植物である海藻は起源地から胞子や葉体(胞子が芽ぐんだ生命体)が海流に付
いて流れてあちこちに基盤を取る。このために独島海藻の起源地が分かれば独島
がどんな海流の影響を受けるのかが分かる。
今度採集した紅藻類Griffithsia japonica とGrateloupia prolongata、褐藻類
Dictyotaceae,Pachydictyon coriaceum (Holmes) Okamuraは韓国と日本沿岸に皆
棲息する。しかし遺伝子型は韓国型と日本型が違う。
分析結果これら海の植物は韓国東、西、南海岸に棲息する個体の遺伝子型と一致
するとか今後分化するものと確認された。日本西、南海岸や隠岐島(独島から
157.5km 離れる) の類型とは違った。
キム教授は「独島海藻は東韓海流に付いて最後の氷河期(約1万5000~1万8000
年前) 以後入って来た韓国型」と述べ「独島が系統地理学上「われらの領土」で
あることを立証した結果」と述べた。
入力2008.06.21 03:11
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