08/06/04 02:21:47
「チャイニーズタイペイ」名義でのWHO加盟、中国に打診か―台湾
2008年6月2日、台湾のラジオ局・中央ラジオ局は国民党が台中会談の議題と
して世界保健機関(WHO)加盟問題を取り上げることを検討していることを報じた。
環球時報が伝えた。
中国は「一つの中国」原則から台湾があらゆる国際組織に加盟することに反対して
いる。台湾はたびたびWHOへのオブザーバー参加を希望してきたが、いずれも中国
の反対で失敗に終わっている。2003年、中国を中心に新型肺炎(SARS)が流行した
際にも台湾はWHOへの参加が拒否され、医療情報の共有に支障を来した。
先日、中国の胡錦涛(フー・ジンタオ)国家主席は、与党党首としては初めて大陸を
訪問した呉伯雄(ウー・ボーシオン)国民党主席と会談、「WHO 加盟問題は双方の
努力によって解決可能」と初めて前向きな姿勢を示した。国民党はオリンピック委員会
と同じく「チャイニーズタイペイ」名義での加盟を打診すると見られているが、大陸との
調整、島内反対派との折衝もあり、最終的なプランはまだ確定していない。(翻訳・編集/KT)
ソース:レコードチャイナ
URLリンク(www.recordchina.co.jp)