08/06/04 04:24:31 zkc4CZxA
創氏改名以前には、朝鮮人には「姓」はあっても(白丁にはない)、「氏」という概念はなかった。
朝鮮人の「姓」は、儒教的な発想で設けられたもので、元々男親系統の血族集団を示すものであり、従って婚姻しても変わらない。
この「姓」制度は、「姓不変、同姓不娶、異姓不養」の3「原則」を内容とするものであった。
これは同じ儒教文化圏にあった中国でも同じで、例えば蒋介石の妻の名前は結婚後も宋美齢である。ただし、台湾では「同姓不娶」の原則は無かった。
これに対して日本人の「氏」は、家族単位の共通の苗字であり、男女が結婚して1つの家族を作れば、共通の「氏」を名乗り、その男女の間の子供も同じ「氏」を名乗ることになる。
「創氏」は、このような従来朝鮮人には存在しなかった「氏」を作ったものだが、「姓」の外に新たに「氏」が新設されたのであり、「姓」の制度には影響はない。つまり「創氏」によって「姓」が廃止されたわけではなく、戸籍簿にも「姓及本貫」の記載欄があった。
つまり、「創氏」によって朝鮮人の名前は従来の姓+名ではなく、姓+氏+名、となった。
なお新設された「氏」については、「姓」そのまま使用することもでき、届出をしなければ従来の「姓」をそのまま「氏」とすることとなっていた。
このように従来の「姓」をそのまま「氏」にも用いることを「法定創氏」といい、日本人式の氏にした場合を「設定創氏」という。
朝鮮半島出身の朴春琴衆議院議員、洪思翊陸軍中将等が「法定創氏」の代表例である。
次に「改名」であるが、これは設定創氏により日本人式の「氏」をつけた場合、従来の「名」が新しい「氏」と釣り合わない場合に、本人の判断で改名もできるようにした制度で、任意の制度であるために「改名」をするには手数料を取られた。
従って創氏改名のうち法定創氏の場合は勿論、設定創氏の場合にも新たに「氏」が作られただけで、「姓(と「名」)しか記載されない族譜の記載は、創氏改名とは全く無関係である。
>かつて自民党総務会で、野中広務が、
>「創氏改名は朝鮮人が望んだ」と発言した麻生太郎を吊るし上げたことがある。
>でも当時はまだ奥野誠亮がいて、
>「野中くん、きみは若いから知らないかもしれないが、麻生君が言うことは100%正解だよ。
> 朝鮮名のままだと商売がやりにくかった。
> そういう訴えが多かったので、創氏改名に踏み切った。判子をついたのは内務官僚、この私なんだ」
>と言ったら、野中はそこで中座して出ていってしまった。
>横で聞いていた野呂田芳成が、「いや、奥野先生、今日はホントにいい話を聞かせていただきました」と。
麻生氏:歴史認識を一緒にしようといっても、隣の国と一緒になるわけがない。たとえば朝鮮人の創氏改名の話。
日本が満州国をやる前に創氏改名の話が出たことは一回もない。
しかし、当時、朝鮮の人たちが日本のパスポートをもらうと、名前のところにキンとかアンとか書いてあり、
「朝鮮人だな」と言われた。仕事がしにくかった。だから名字をくれ、といったのがそもそもの始まりだ。
これを韓国でやりあったら灰皿が飛んできた。
そのときに「若い者じゃ話にならない、年寄りを呼んでこい」と言ったら、
おじいさんが現れて「あなたのおっしゃる通りです」と。
ついでに「ハングル文字は日本人が教えた。うちは平仮名を開発したが、おたくらにそういう言葉はないのか、と言ってハングル文字が出てきた」と言ったら、もっとすごい騒ぎになった。
その時もそのおじいさんが「よく勉強しておられる。あなたのおっしゃる通りです」と言って、その場は収まった。
やっぱり、きちんと正しいことは歴史的事実として述べた方がいい。 (06/02 20:31)