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【書評】「北の代弁人」に転落した日本の左派知識人[06/01] - 暇つぶし2ch1:煩悩のサムライφ ★
08/06/03 14:35:18

【新刊】韓相一(ハン・サンイル)著『知識人の傲慢と偏見』(キパラン) 

「われわれには、核武装をしようという考えはありません。われ
われには、核兵器を生産する資金だけでなく、それを実験するの
に適当な場所もありません。…韓半島(朝鮮半島)では、核を使
った場合、全てがもろともに滅亡してしまうので、使用すること
はできません」

1977年4月に日本の月刊誌『世界』に掲載されたインタビュー記事
において、北朝鮮の金日成(キム・イルソン)元主席はこのよう
に語っていた。同誌は、まるで金日成のための宣伝の場を提供し
ているように見えた。日本の代表的出版社である岩波書店が1946
年に創刊した月刊誌『世界』は、「日本の進歩的知識人の公論の
場」という賛辞を受けてた。日本の軍国主義的価値を否認し、自
由と民主、良心と人権を追求した『世界』は、華麗な執筆陣と極
めて強い影響力を誇っていた。しかし、国民大政治外交学科の教
授として長年の間『世界』を購読してきた著者は、この雑誌を体
系的に分析した末、次のような結論を打ち出した。「韓半島問題
に関する限り、『世界』は北朝鮮の代弁誌に他ならなかった。そ
の偏向した論調は、結果的に、韓・日両民族の和解にとって少し
も助けにはならなかった」
『世界』は、1970年代から80年代にかけて持続的に金日成元主席
をインタビューし親北朝鮮的な記事を書く反面、韓国に対しては
極端に神経症的な態度を見せた。1972年から16年間にわたり連載
された「韓国からの通信」は、現在翰林大学の碩座教授を務めて
いる池明観(チ・ミョングァン)が、「TK生」というペンネーム
で韓国の暴圧的政治状況について暴露した記録だ。韓国において
経済的自立と政治的民主化という近代的プロジェクトが進行して
いたまさにその時期、日本の左派知識人たちは、この企画連載を
通じ韓国の近代化の否定的側面ばかりを取り上げ、「内政干渉」
レベルの批判を浴びせかけた、と著者は語る。
こうした日本の左派知識人には、最低限の徳目である「事実確認」と「実証的態度」が欠如しており、実体と経験に全く根拠を
置かないまま「北朝鮮=善」という単純な論理をそのまま表に出
していた、と本書は指摘する。それは、知識人自身の感情を満足
させるための虚勢と自己欺瞞の結果だった、というわけだ。

兪碩在(ユ・ソクジェ)記者

ソース
URLリンク(www.chosunonline.com)

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