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核軍事施設、損傷か 封印工事の情報も 四川大地震
6月3日8時0分配信 産経新聞
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【北京=野口東秀】大地震に見舞われた中国四川省は、中国での核の研究、製造、貯蔵基地だが、
軍管轄の核弾頭や核原料倉庫、核工業基地などの損傷は、最高機密として明らかにされていない。
被災の可能性は否定できず、「高度な専門知識を持つ核研究者の死亡の情報がある」(外交筋)との指摘もある。
中国軍の馬健総参謀部作戦部副部長は、「軍事施設は軽微な影響を受けたが、
深刻な損傷は報告されておらず核施設は安全」(5月18日の記者会見)と強調した。
しかし、具体的な状況は明らかにされていない。
四川省は中国での“核の要衝”にあたる。専門家によると、中国工程物理研究院のほか、
大陸間弾道ミサイル(ICBM)の核弾頭を製造するとされる821工場や、プルトニウム製造用原子炉、
核兵器組み立て施設、中性子爆弾の製造工場など、約10カ所の関連施設があるという。
一部の報道によると、821工場にはすでにコンクリートが大量搬入されたという情報があり、
事実とすれば放射能漏れ防止工事の可能性がある。
北京を訪問した軍事専門家の阿部純一氏(霞山会主席研究員)は、
「中国は大陸間弾道ミサイル東風31号Aの実戦配備や潜水艦発射型弾道ミサイルJL(巨浪)2を開発、
導入する段階にあり、核施設でミサイルに搭載する核弾頭の製造を進めていた可能性がある」と指摘。
施設が被災したなら「核ミサイル計画に相当な影響があるだろう」と語っている。