【東亜】「沖縄は日本の国家暴力の犠牲者。チベット問題と同じでは」 … 東アジア各国の雑誌編集者らが論議 [05/30]at NEWS4PLUS
【東亜】「沖縄は日本の国家暴力の犠牲者。チベット問題と同じでは」 … 東アジア各国の雑誌編集者らが論議 [05/30] - 暇つぶし2ch1:犇@犇φ ★
08/06/01 01:06:23
■「分断体制克服が東アジア和解の道」 ~ 韓・中・日・台湾「批判的雑誌会議」の現場から

今月23・24日の両日、台北で韓中日台の「批判的雑誌」10誌の編集者らが集まった。2年前、
「創作と批評」創刊40周年を記念してソウルで開かれた国際会議「東アジアの連帯と雑誌の
役割: 批判的雑誌編集者会議」(2006年6月9~10日)を受け継いだものだ。以下は、この会
議に参加した白永瑞(ペク・ヨンソ)氏(「創作と批評」主幹、延世大学教授)の文だ:

今度の会議には、中国の半月刊誌「南方窓」、台湾の季刊誌「思想」、韓国の季刊誌「歴史
批評」が新たに参加した。創刊20周年を迎えた台湾の「社会研究」が主催した今回の会議の
主題は、「和解の条件: 東アジア批判的雑誌会議」だ。

主催者側は、ソウルでの会議で提起された「連帯としての東アジア」に積極呼応して、和解
の過程でぶつかる障害物を集中分析して克服の可能性を模索するという主旨を明らかにした。
このため参加者らは、東アジア和解の3大障害物である(1)中国と台湾のいわゆる「両岸問
題」、(2)南北朝鮮問題および(3)沖縄問題が、どのように各々の社会内部の問題と連関し
ているかを検討した。

初日の基調発表者である白楽晴(ペク・ナクチョン)ソウル大学名誉教授は、韓国の民主化過程で
熟成された「分断体制論」を説明して、朝鮮半島の分断体制克服が東アジア和解の触媒に
なると主張して、関心を集めた。<中略>

沖縄問題も熱を帯びた論点になった。国家でも地方でもないその存在は、国家利益が衝突
する東アジア近代史の矛盾を告発する現場だ。2年前のソウルでの会議と同じく、今回も大
いに関心を集めた。台湾と沖縄は地理的に非常に近いが、双方とも東アジアで地政学的に
深く連関された利害関係を持っているということを互いにきちんと認識できていないのも事実
だ。台湾海峡と沖縄はどちらも米中日の利害関係が衝突する東アジアの戦略的要衝である
から、それぞれ単独での問題解決は不可能だという点をもっと深く考えなければならない、と
いう指摘がなされた。

沖縄の現実が日本国家暴力の証拠として挙げられると、どうして中国のチベット問題は扱わ
ないのかという質問も出た。残念ながら中国の出席者から深みのある意見を聞けず、論議が
進展することはできなかった。

だが、2002年から国際欄を設置して沖縄・台湾・韓国などについて報道してきた総合誌「南
方窓」が、該当地域の民衆や知識人の主体的感覚をきちんと理解できずにある程度「大国
心理」に囚われたまま書かれた記事がある、との自己反省した発表者の報告は、東アジア
和解の障害物が少しずつ減るだろうとの希望を抱かせるものだった。

2009年には中国の「読書」と日本の「インパクション(Impaction)」が創刊30周年を迎え、2011
年には日本の「現代思想」が創刊20周年を迎える。「連帯の東アジア」のために互いを参考
にせねばならないという点を確認して、再会を約束した。

▽ソース:ハンギョレ新聞(韓国語)(2008-05-30 19:50)
URLリンク(www.hani.co.kr)


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