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中国当局、米商務長官のPCデータ盗み→システム侵入図る
【ワシントン=黒瀬悦成】AP通信は29日、中国当局者が昨年12月に北京を訪問したグティエレス米商務長官の
ノートパソコンのデータをひそかにコピーし、同情報を基に商務省のコンピューターシステムへの侵入を図って
いたことが分かった、と報じた。
複数の関係者が同通信に語ったところでは、中国当局による「データ盗み出し」は、商務長官が中国側との貿易
協議に出席した際、パソコンの前を短時間離れたすきに行われたと見られ、商務省のシステムへの侵入は少な
くとも3回試みられていたことが確認された。関係者によれば、具体的な被害は出ていないという。
商務省や国防総省、国務省などの米主要官庁は2006年以降、中国から頻繁にサイバー攻撃を受けているとされ、
商務省は職員個人のパソコンから同省のコンピューターネットワークへのアクセスを禁止するなどの対策を講じている。
(2008年5月30日11時11分 読売新聞)
ソース:読売新聞
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