【韓国】日本が34年かかったズワイガニ養殖、韓国は3年で成果[05/27]at NEWS4PLUS
【韓国】日本が34年かかったズワイガニ養殖、韓国は3年で成果[05/27] - 暇つぶし2ch1:出世ウホφ ★
08/05/27 15:07:01
東海岸の‘名品’水産物であるテゲ(ズワイガニ)の人工種苗生産技術が国内で初めて開発された。
ズワイガニ養殖の道が開かれたのだ。
慶尚北道(キョンサンブクド)水産資源開発研究所(所長キム・テジュ)は26日、慶北道庁で報告会を開き、
「06年の研究開始から3年でズワイガニの稚ガニ320匹を生産するのに成功した」と発表した。
その間、ズワイガニは成長過程の特異性などのため、国内では人工的な生産がほとんど不可能と考えられてきた。
変態動物のズワイガニは受精した卵が孵化すれば、100日以上にわたる動物性プランクトン状態の幼生を経て、
稚ガニ(2.8-2.9ミリ)に変わる。 オタマジャクシを経てカエルになる過程と似ている。
稚ガニが完全に成長するには普通8-10年ほどかかる。
ズワイガニは普通10度ほどの低水温状態で稚ガニに成長する。 この期間はヒラメなど他の魚種に比べ
3倍以上も長い。 また幼生から稚ガニまで4段階(ゾエア1期→ゾエア2期→メガロパ→稚ガニ)の過程をたどるが、
幼生の間で共食いするためその数が大きく減り、稚ガニまで育つのが難しい。
ズワイガニは東海岸の盈徳(ヨンドク)・蔚珍(ウルジン)を中心に昨年だけで約6000トンが漁獲された。
しかし最近は大量漁獲でズワイガニの生産が減少している。1990年代末から大学や国家研究機関が
ズワイガニの人工種苗生産を推進してきたが、失敗に終わった。
水産先進国の日本は研究開始から34年目の02年、初めて稚ガニの生産に成功し、
現在年間1万匹の稚ガニを生産している。 日本はズワイガニの初生産について
「100年の夢が実現した」と表現するほど、その価値を高く評価した。
慶尚北道の今回の稚ガニ初試験生産はそれほど大きな成果だ。
◇試行錯誤の結果=慶尚北道水産資源開発研究所は06年から稚ガニを人工生産するため、
日本福井県小浜センターをベンチマーキングをする一方、国内外の資料を収集し、
東海岸の特性に合った基盤施設を構築して研究を進めてきた。
初期は試行錯誤の連続だった。 水産資源開発研究所は昨年4月、雌ズワイガニ200匹から幼生50万匹を確保、
稚ガニの生産を進めたが、孵化後12日目で大量死した。 飼育施設も円筒形・四角形など各種方法が動員された。
研究を担当したパク・ムオク氏(45・理学博士)は「国内研究はメガロパ段階で中断し、
他の参考にする研究資料がなく、非常に難しかった」とし「今後は幼生段階のエサを開発し、
段階別の生残率を高めること重要」と語った。 稚ガニ試験生産でズワイガニ養殖は第一歩を踏み出した。
パク氏は今回の試験の孵化で稚ガニ段階までの成功率を1%程度と展望した。 まだ産業化までの道のりは長い。
慶尚北道は2016年までには稚ガニの大量生産基盤施設を設置し、窮極的な目標である海放流を成功させる
稚ガニの大きさや時期を明らかにし、核心技術を特許出願する計画だ。
生産過程を観光資源として活用し、観光客を誘致する案も検討している。

◇東海岸テゲ(ズワイガニ)=分類学上、十脚目クモガニ科で、韓国東海(トンヘ、日本名・日本海)を
はじめ日本・ロシア・アラスカなど水深200-400メートルに生息する冷水性甲殻類。 寿命は18-20年。
国内では盈徳・蔚珍・浦項(ポハン)など慶尚北道東海岸を中心に年間6000トンほど漁獲されている。
慶尚北道が全国生産量の90%を占める。 東海岸ズワイガニは観光誘発効果もあり、
付加所得が2000億ウォン(約200億円)にのぼる水産の核心資源と呼ばれる。

中央日報 Joins.com 2008.05.27 14:32:59
URLリンク(japanese.joins.com)
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