08/05/27 10:23:35
■[キャスターコメント]=「東海(トンヘ=日本海)で操業する我が国の漁船が、日本の排他的
経済水域(EEZ)を侵犯して拿捕される事件が絶えません」
「水産資源の枯渇と燃料価格の急騰で、最悪の操業環境に追われた漁民達が、危険を
冒して水域を侵犯していますが、帰って来るのは大きな損失だけです」
「HCN慶北(キョンプク)放送のチャン・ヒョス記者の報道です」
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■[チャン・ヒョス記者] =国際海洋法上、排他的経済水域の中での航海は可能ですが、魚を
捕るには必ず事前の許可を受けなければなりません。
去る18日、日本の巡視船に拿捕されて釈放された浦項(ポハン)・九龍浦(クリョンポ)の
刺し網漁船ドクヤン号は、この規定を破って日本に拿捕された後、3日後に3,000万ウォンを
支払って帰って来ました。
独島(ドクト=竹島)付近の海上で、日本の排他的経済水域を0.4海里越えて密かに操業
していたのです。
慶北東海岸では、昨年の11月にも九竜浦のカニ篭漁船が水域を侵犯して操業、拿捕される
など、最近の5年間で合計9隻が日本側に拿捕されました。
相対的に水産資源の豊かな日本側の水域で、見つからなければ短い時間でたくさんの魚を
捕れるという誘惑のせいです。
しかし不法侵犯による責任は、そっくりそのまま漁民に返ります。
拿捕された漁船は釈放の条件として、罰金としての担保金を支払わなければならないが、
2003年以後、慶北の東海岸の漁船が日本側に支払った担保金だけで約1,400万円、韓国
価格で1億4,000万ウォン以上です。
また帰港しても国内法の適用を受け、大部分が一ヶ月以上の操業停止処分を受けるなど、
二・三重の損害を被る事になります。
■[インタビュー:イ・グァンスク浦項海洋警察情報課長]=「最近、操業不振で我が国の漁民が、
日本のEEZを越えて操業する事例が時々に発生します。厳密に計算すれば、重大な事に
なる為、規定を必ず守らなければなりません」
■[チャン・ヒョス記者] =いくら漁業環境が厳しいからと言って、水域を侵犯するという欲求と
誘惑だけは警戒する以外にありません。
以上、HCNニュースのチャン・ヒョスでした。
ソース:NAVER/YTN(韓国語)
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