08/05/19 23:39:41
「四川省は原爆のメッカだからな」。東京都の石原慎太郎知事は19日、訪問先の台北で、
中国・四川大地震について、中国政府が当初、各国からの援助隊派遣を断っていた事情に
ついて、こう解説してみせた。
石原知事は同日、馬英九新総統の就任式に出席するため、知事就任以来7度目の台湾入り。
同日午後にはこの日、総統任期の最後の日を迎えた陳水扁総統と会談。陳総統の前で「台湾
は自由社会だ」とベタ褒めし、筋金入りの“親台派”ぶりを見せつけた。
石原知事は会談で、「台湾の個性」を強調した陳総統のメッセージに心を打たれた様子で、
会談終了後には報道陣に対し得意の中国批判をすかさず開始した。
まずは、日本と台湾のマリンスポーツ交流のアイデアを披露した上で、「発展途上国とは
様子がだいぶ違うから、これだけの消費性のある社会になれば若い人たちのホビーが経済的
に膨らんでいく。そんな手伝いは簡単にできますよ。中国だったらできないね。そんな余裕
ないんだから」と述べた。
さらに、四川大地震については「本当にお気の毒だ」とした上で、「四川省は原爆のメッカ
だからな。核の装備、施設全部あそこにあるんだからね。援助(を受ける)という形で簡単に
オープンにできない節もあったのだろう」と、中国政府の事情を独自“分析”。「災害対策は
ぜんぜん進んでないし、危機管理の能力がない」とバッサリ切り捨てた。
石原知事は「辞める寸前に台湾は台湾なんだ、決して中国ではないんだ、と。人間の尊厳は
自由と独立。私はやっぱり、自由と独立を大事にする人間だし、台湾が香港の運命をたどる
ことがないように願っているし、そのための協力はするつもりでいる」と語気を強めて、総統府
を後にした。
石原知事は北京五輪の開会式に招待されているが、出欠席については明言を避けている。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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