08/05/19 20:38:57
【韓国】ヘチはソウルの象徴？市キャラに不満続出
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ソウル市はこのほど、市のキャラクターを伝説の動物「ヘチ」に決定した。
市の象徴を選定してグローバルマーケティングを展開することで、都市競争力とブランド価値を高めたい考えがある。
しかし、市民からはヘチのイメージがソウルと合わないなどの不満が相次いでいる。
市は昨年10月から、キャラクターについて検討を行ってきた。
いくつかの候補を出し、市民や専門家の意見を聞いたとしているが、実際には公聴会1回と市民および外国人
（各500人）を対象にしたアンケートしか行われていない。
市はヘチを選んだ理由として「長い間ソウルを守る役割をし、市民に愛された存在だから」と説明している。
だが、キャラクターが発表されるや、市民からは象徴として不適切との意見が挙がっている。
中央大学民俗学科の金ジョンデ教授は「ヘチは景福宮を守るために設置されたもの。ソウル全体を象徴する動物とは言い難い」と主張。
公聴会でもこの問題点が指摘されたにもかかわらず、市は再検討しなかったとしている。
ヘチは日本や中国にも存在し、中国の伝説上の動物「カイチ」と同一という説もあるため、ソウルの象徴とは言えないという意見も多い。
社団法人、文化ウリの関係者は「1994年に同じく市のキャラクターとして採用したトラの『ワンボミ』も全く広まらなかった。
ヘチも同じ運命をたどるのでは」と懸念している。